『ローゼンメイデン』 (Rozen Maiden) は、PEACH-PIT原作で2002年より連載されているコミックスです。
2007年まではコミックバーズ(幻冬舎コミックス)にて連載、ここで原作者と出版社側とでトラブルが起きたとされており、その後は週刊ヤングジャンプ(集英社)へ移籍して現在も連載が続いています。

アニメ化は2004年10月～1クールが第1期、2005年10月～1クールがアニメオリジナルストーリーの第2期「ローゼンメイデン トロイメント(Rozen Maiden träumend)」が放映されています。
また、この水銀燈が主役のOVA(特別編)「ローゼンメイデン オーベルテューレ (Rozen Maiden ouvertüre)」が2006年末に放映されています。

その『ローゼンメイデン』に登場するアンティークドール、「薔薇乙女」の第1ドールである「水銀燈 -Mercury Lampe-」のアニメVerで"紺色"の衣装です。
原作Verのカラーは"黒"、アニメは彩色の関係から"紺(ブルーブラック)"に変えられたと思われます。その他にもヘッドドレスのリボンなどが原作とアニメでは若干異なります。
本作のドールの美しい衣装は女性からの人気も高く、コスプレで一大旋風を巻き起こした作品です。

「水銀燈」は第5ドール「真紅」とはライバル関係にあり、冷酷非情で好戦的。その高圧的な態度とアンニュイな雰囲気からツンデレの代表格とされ、全てのドール中で男女ともに人気No1のキャラクターでもあります。
「ジャンク」という言葉に過敏に反応し、アリスゲームへの異常な執着を見せています。

「水銀燈」の衣装は、ゴシック調に逆十字の入ったオーバースカートが最大の特徴で、ストレートロングの銀髪に赤い瞳となっています。
また、背中に羽があり空を飛ぶのはもちろんのこと、攻撃に防御にと自在に変化させることが出来るようになっています。

「水銀燈」は、設定では膝下までの黒ブーツを履いておりますが、黒のハイヒールにハイソックスの方が優雅に見えるようです。さらにソックスのつま先に薔薇コサージュをピンで取り付けることが容易にできますので、お薦めの方法でもあります。
実際に、イベント会場などでもそのように対処されている方が多く見受けられました。
お金をかけずに揃えられるという利点もあるため、ご参考にしてみてください。

なお、水銀燈の羽根は本セットには付属いたしません。東急ハンズなどのパーティーグッズ売り場で販売されております「悪魔の羽根(黒)」のLサイズを逆向きに加工して付けますと似合います。

新作アニメ化も決まっている『ローゼンメイデン』です。6年前よりもコスプレイヤーの世代が入れ替わっていることから、初めて目にする人も多いと思われます。再びコスプレ旋風を巻き起こすことができるでしょうか?